WindowsPCにて、インターネット上からダウンロードしたファイルには、自動的にセキュリティ保護のための属性が付与されます。ファイルのプロパティを見てみると、
「このファイルは他のコンピューターから取得したものです。このコンピューターを保護するため、このファイルへのアクセスはブロックされる可能性があります。」
と表示されています。「許可する」にチェックを入れてOKを押せば解除されますが、複数ファイルいっぺんにこの操作をすることはできませんし、正直この属性は邪魔ですらあります。ということで、一斉解除する方法をメモ。
そもそもこの属性は、NTFSファイルシステムが持っている、代替データストリーム(Alternate Data Stream)という機能。そのうち、ファイルのダウンロード元のゾーンを示す情報が、Zone.Identifierで、これがその属性です。
Powershellを使う
Powershellを使えば解除できるので、それを実行するbatファイルを書きます。
Unblock.bat
powershell "Get-ChildItem -Recurse | Unblock-File"
このbatファイルを、お好みのフォルダに入れて実行すれば、そのフォルダ配下のZone.Identifierを削除してくれます。
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