スター・ウォーズのオープニングクロール風動画を作りました。4K解像度で制作していますので、レンダリングには無駄に時間がかかります。
はっきり言ってこの手の映像は溢れているのですが、動画製作者なら誰しも真似したいものなので、あえて挑戦しました。
今回は、EP7のクロールをベースにしています。エピソードごとに微妙な差異(特に、エピソードタイトルのフォント)があったりするのと、EP7のタイトルは、VideoCopilot社のAndrew Kramer氏が制作していること、制作にAfter Effectsが使われていることから、EP7バージョンを真似しています。音楽は著作権的に使えないのでそれっぽいフリー音楽に差し替えています。
星空は、フラクタルノイズを加工して作り上げました。完全にイチから生成しているので、星空のパターンも変えられます。(以前の記事)
テキストは、長細いコンポジションを作って、そこに書いています。
これを3D空間上に配置して、CGカメラを置き、テキストの位置を少しづつずらしていって、あの映像を作ります。
Andrewさんの話(以下動画)を参考に、
レンズ歪みの効果と、色収差の効果を加えています。これによって、フルデジタルのパキッとした画から、レンズで実際に撮影したようなリアリズムを足すことができます。
拡大するとわかりますが、星や文字の縁が滲んでいるのがわかります。
あとは、星空を微妙に動かしたりして生々しさを出して完成です。
実際の作業画面はこちら。
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